


イル.ピアチェーレは、ドイツノルトライン・ヴェストファーレン州立南ウェストファーレンフィルハーモニーで37年の長きに渡り第一コンサートマスターを務めたヴァイオリニスト高畑壮平がドイツで立ち上げたプロフェッショナルなアンサンブルです。

彼の第一コンサートマスターとしての演奏はドイツの聴衆、及び指揮者から深く愛され、オーケストラの隆盛期(Glanzzeit)を迎えるにあたり大きな力を発揮しました。

特筆すべきは、高畑がシンフォニーオーケストラのコンサートマスターとして演奏するクラシック音楽のみならず、社交の場でちょっと寛いだ、より娯楽音楽に近い作品を、ヨーロッパの伝統をそのまま引き継いだ形で、優雅に洒落たセンスで演奏する高畑の姿は、本場ヨーロッパの人々に特に愛されたのです。

この背景には、彼がドイツで最初に住み、仕事を始めたヒルデスハイムの小さな市立劇場での体験に有りました。そこで彼は初めて本場のオペレッタという大変魅力的な舞台芸術に出会い、 その魅力に心を奪われてしまったのです。
その後もドイツ有数のオペラハウスであるケルンやデュッセルドルフ、エッセン等で、多くのオペラ、バレー、オペレッタ等の作品をコンサートマスターとして演奏し、その本場の伝統を一つずつ時間をかけて身に付けた事にあります。
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ヨーロッパ各国の持つ独特な文化、優雅で歌に満ち溢れたウィーンのメロディ、ハンガリーや東欧の暗く情熱的な、そしてちょっと物悲しい歌、イタリアの情熱、パリの軽快で洒落た シャンソン、、、これらを≪本場≫の空気のなかで肌で感じ吸収し、40年間のドイツ・ヨーロッパの生活で独自のスタイルを築き上げた高畑の音楽を是非日本でもお楽しみ頂ければと思います。
高畑が日本で行う演奏において、共演者として高い信頼を寄せるピアノの川崎佳乃、チェロの宮原勅治が腕を発揮します。この3人で作り上げる魅惑的なヨーロッパのサロン音楽の本場の演奏を是非一度お楽しみ下さい。